継続的な社会貢献活動への挑戦

弊社は札幌で昭和５９年に創業し、「人と車の理想の追求」をモットーに車の販売を主体としてまいりました。

近年は様々なビジネスにおいてシェアリングエコノミーサービスが台頭しており、特に車はそうした部分に親和性が高く、今後従来の営業内容からシフトチェンジが必要になると考えております。

国内のみならず、海外のお客様にとって北海道は魅力的な観光地です。
道内を訪れる観光客の方々がより自由度の高いご旅行を楽しまれるため、ご利用しやすい料金設定でレンタカー事業を構築することは、大変意義があると考えております。

そうした観点から、観光のための利用を主体に、車種は多人数用途をメインとするレンタカー事業を、このたび「１ＢＯＸレンタカー」という名称で開始いたしました。

この事業は北海道の観光による活性化のみならず、社会貢献としての目的を持っております。
それは北海道の自然環境を保護する活動、並びに北海道で交通事故の犠牲となってしまった方々へお役に立てる関係諸機関、

・公益社団法人北海道交通遺児の会
・北海道新聞社会福祉振興基金 他

に、１ＢＯＸレンタカーのご利用料金の中から「走行距離１ｋｍにつき１円」を寄付させていただくというものです。

車業界で長くお仕事をさせていただく中、これまでは具体的な社会貢献をすることができず、力不足を感じておりました。
年月の経過とともに当事業の必要性と社会的意義について考えるようになり、今の時代にマッチするタイミングから、この度立ち上げることとなった次第です。

レンタカー業界において「走行距離１ｋｍにつき１円」の寄付を行ない、そして存続する限り半永久的にその活動を行なっていくという会社は、私の知り得る限り他に見当たりません。

１ＢＯＸレンタカーが存在することで北海道経済が活性化し、そして「１ｋｍで１円の助け合い」の活動を通して多くの人々のお役に立てますことを願ってやみません。

弊社のように家族経営の企業でも、心掛けひとつでできることがあると考えております。
今後も北の大地で必要とされ、存在すべき企業として邁進すること、そして一時的ではない継続した社会貢献を貫くことを念頭に、日々挑戦してゆく次第です。

１ＢＯＸレンタカー 代表 山野井 宣雄